「プリサイス2.2法」(NuVasive Specialised Orthopaedics(NSO))は、骨延長手術において、より侵襲性の少ない手術です。2011年以来使用されていて、快適さと生物学的安全性の面で、多くの患者さまから、最も好まれる方法の1つとなっています。伸長は、完全に骨の内部に埋め込まれた伸縮式骨髄内釘の2つの端がゆっくりと引き離され、骨に隙間を作り出すことによって、行われます。この方法では、脚に外部金属装置を取り付ける必要がないため、従来の方法で使用される外部固定器に関連する、憤慨さ・長期的な治療時間・ピン穴からの感染(骨髄炎につながる可能性がある)のリスクの観点からみても、最も著しい利点として挙げられます。
「プリサイス2.2法」による骨延長手術では、アメリカ製の骨髄内釘が使用されます。外部から、リモートコントローラー(ERC)を使用して、骨髄内釘内の磁石との相互作用によって骨髄内釘を伸ばしていきます。
外部遠隔コントローラー(ERC);
外部遠隔コントローラーは、ボタンを押して骨延長を行う携帯用の磁気装置です。これによって、段階的にコントロールしながら、骨延長を行うことができます。
骨髄内釘;
骨髄内釘またはロッドは、内部固定のために使用され、チタン合金で作られています。医師は、X線画像を確認して骨髄内釘のサイズを決定します(8.5mm、10.7mm、11.5mm、12.5mm)。手術中に、骨の中に外科的に埋め込まれます。この骨髄内釘は生体適合性があり、体に害を与える要素は一切含んでいません。
骨髄内釘に関する重要な情報: 体重40-70 kgまでの患者さまは、骨髄内釘のサイズと治療する脚を考慮し、歩行器を使用して歩行することが許可されます。ただし、医師の監視下で、骨髄内釘に大きな負荷をかけない範囲に限ります。例えば、トイレに行くことや理学療法士によるウォーキングなどです。また、この期間中、骨髄内釘の耐荷重によっては、脚に過剰な圧力をかけると、メカニズムが損傷する可能性があるため、車椅子を使用する場合もあります。
骨延長の手術法として「プリサイス2.2法」を選択した場合、以下の2つの手術が行われます。
利点;
欠点;
従来の方法と比べ、各足にわずかな切開が行われるため、傷跡は目立ちません。手術後、傷口は吸収性糸で縫合され、防水加工された包帯で覆われます。さらに時間が経つにつれて傷跡は薄くなり、目立たなくなります。特に、当院の外科医は審美的に縫合するため、傷跡は目立たなくなるでしょう。もし傷跡に対して敏感な肌をお持ちの方は、以下のビデオをご覧ください。傷跡を最小限にするヒントが見つかるでしょう。
他の手術と同様、合併症が発生する可能性とリスクは常にあります。しかし、医師の適切な技術と病院での衛生的な環境、そして適切な術後ケアによって、リスクや合併症は予防可能であり、かつ治療可能です。Wannabtallerチーム一人一人にとって、最優先事項は常に患者さまの安全です。ただし、すべての患者さまそれぞれに独自の生理学があり、骨の偽関節や遷延治療など予測できない状態が発生する場合があります。この問題に関連する詳細な情報については、当社のブログ記事「骨延長手術の副作用、合併症とリスク」をご覧ください。
この手術には、何か月間トルコに滞在する必要がありますか?
骨延長手術は簡単ではありません。手術や回復の過程には、かなりの時間がかかります。特に最初の3か月は、この期間を、患者さまが可能な限り健康的に乗り切るために、重要な期間となります。この骨延長過程の期間中は、骨の回復・機能性、および患者さまの健康状態、すべてにおいて、医師は注意深く観察します。また、術後過程に精通した理学療法士から、適切な理学療法を受けてもらいます。これらのことから、少なくとも3-4か月間は、トルコに滞在する必要があります。
当センターでは、クンブルガス・マリン・プリンセスホテルにおいて、宿泊、術後ケア、理学療法サービスを提供しております。その他の宿泊施設や料金については、宿泊施設サービスページをご覧ください。
全て込み: 4,250 ドル 3,300 ドル/月
(3か月パック: 9,700ドル)